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楳図かずお大美術展ーマンガと芸術の大転換点ー

福岡イベント情報

楳図かずお大美術展ーマンガと芸術の大転換点ー

会期:2024年3月2日(土)~3月17日(日)
開館時間:10:00~19:00 (入場は閉館60分前まで)
※最終日は午後5時閉場。
※混雑の際は、お待ちいただく場合や整理券を配布する場合があります。
会場:福岡三越9階「三越ギャラリー」(福岡市中央区天神2-1-1)MAP
主催:「楳図かずお大美術展」福岡実行委員会

●HIGHLIGHT
地球規模の気候変動や自然災害の多発による人新世の到来、AIやロボット工学が暗示するシンギュラリティの予感、さらには人が神の領域に立ち入る遺伝子工学やハイブリッド生命体の誕生など…
本展が焦点を当てるのは、驚くほど生々しく描かれた、楳図かずおの先見性に満ちた代表作『わたしは真悟』『漂流教室』と『14歳』。そして、比類なき芸術家楳図かずおの27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』を初公開。全101点の連作絵画としてご鑑賞いただけます。

椹木野衣(公式サイト抜粋)
楳図かずおは、歴史に名を刻む傑出したマンガ作品を数多く私たちのもとへ届けてくれた。そのジャンルは恐怖マンガからギャグマンガ、少年・少女もの、劇画、SF、アクション、さらにはウメズ・ワールドとしか呼びようのない、余人ではとうてい分類不能な領域に至るまで、ひとりの作家の手によるものとは思えないほど幅広く、深い。その前人未到の業績は、まさしくマンガ界の宝という言葉がふさわしい。けれども同時に、楳図作品には、マンガという既存の分野だけでは語りきることができない先見的な世界観や幻視的なヴィジョンが、至るところで発揮されている。これらの側面をとらえるため、より普遍的な意味での「芸術家としての楳図かずお」を提示しようというのが、本展の趣旨である。
本展ではそのなかから、私たちの来し方に未来を予見し、行く末へと投げかける代表的な作品として『漂流教室』、『わたしは真悟』、『14歳』の3作に焦点を当て、それらが新たな心境のもと未知なる次元で展開されたものとして最新作『ZOKUSHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』を位置付ける。
その核心に存在するのは、未来への希望を作り出すのが、どんな危機を前にしても勇気を持って一歩を踏み出す、常に若々しい私たち一人ひとりの内なる生命活動だということだ。たとえ破滅的な苦境にあっても、決して希望を捨てず、不滅と呼んでよい他者への汲み尽くせぬ愛に導かれて奔放に想像し、大胆に行動する! それが楳図かずおを「大美術」として読み解く最大の鍵なのだ。
椹木野衣(公式サイト抜粋)

 

実に面白い美術展だなぁ~

 

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